仕事柄よくホームセンターに赴く。
いつものように相棒犬も同伴し、ペット用のカートに入れてお買い物。
向こうから外国人の父娘が迫ってきた。向こうは金髪の娘っ子をカートに入れている。
近づくにつれてその女の子の表情が明るくなり、うちの相棒を指さして何か言葉を発している。
当然、われらニッポン人はこう想像する。「Hey,dad! Look, he is very cute!」的な、のような英語で会話されると勝手に思うのである。
しかし、現実はこうだった。「ぱぱぁ、見て。かわいい~」と。それに対してお父さんは「そうやねぇ。かわいいねぇ」って。完璧な日本語だ。
予想を覆す成り行きに違和感を覚える。もちろん悪い意味での違和感ではない。とかく思い込みというものは人に固定観念を植え付ける。
ただ、それが自分の思っていることと異なったときにどのように感じるかによって、そのひとの考え方の柔軟性が計られるのかなって思った出来事だった。
お人形さんみたいなその女の子にはうちの相棒は「very cute!」なんやったんだろうけど、私からしたら同じくカートに乗ってるあなたも「めっちゃ愛らしい」って感じでしたよ。
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