子供というものはおもしろい。
先日小学生のチビとテレビを観ていたら、中国で青のポルシェが街中を暴走してあちこちにぶつけて大破している映像が流れていた。
それを観て私「あーあ、もったいない。あの車一台で俺の車が10台以上買えるわ」
息子は驚きの表情で「そうなん。高すぎ~」
私「あれはドイツ製でめっちゃ速いねんで。」
息子「へぇー」
私「でもな、中は狭くてぜんぜん物積まれへんねん」
息子は驚きの表情で「そうなん。それやったらうちの車の方がええやん」
あっさりこう言い放った。
そこで私は思った。超高級車とは何ぞや。確かに大人の世界では富の象徴や羨望の的のような扱いかもしれない。でもそれは子供にとってはそれほど価値のあることではないのかも。
同じように目的地には行ける。だが、軽バンはたくさん荷物が積める。キャンプや釣りや買い物なんかでも大活躍できる。免許のない子供にはただ単に「速く走る」「所有感を満たす」ってのは全然魅力に感じないのだろう。
どちらがどうという訳でもない。ただ、どっぷり中年の親父としてはそういう視点ははるか昔に忘れてしまったものかもしれない。
別に貧乏人のやっかみじゃないっすよ。。。
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