メタバースとルッキズム

感じること

良いのか悪いのかわからないけど。

ここんとこメタバースってのが話題だ。今年2022年は大きく飛躍するらしい。おじさんにはイマイチピンとこない世界ではあるが、簡単に言えば「どうぶつの森」の上位互換的なものだろうか。

仮想空間に自分のアバターを作って、その世界で生きていくということは、自分好みの容姿にアバターを作ることができるということ。すごいイケメンや美人さんにもなれるし、外国人や、人間じゃないキャラにもなれる。そしてその世界は現実世界とのシームレス化が進んでいくのでしょうけど、そうするとアバター同士での恋愛とか結婚とかもありうる。仮想の中での恋愛。容姿などは簡単に変えれるわけなので、必然と中身?重視となっていかないのかな。

一方、現実世界では「ルッキズム」という言葉をちらほら聞くようになった。何やらその人の「見た目」ばかりを見ないでもっと中身を見て崇めようって感じなんかな。もちろん人種的なことも含めているのだろう。と言いながらも、やはり容姿端麗な人は魅力的やし何をやっても絵になる。実際、映画やドラマは見たくれが良いのが主人公やしね。

だが、先の仮想世界と現実世界がだんだんだんだんと融合してくると新たな仮想現実世界が将来できれいくのかもしれない。今までは現実の世界で不満があると仮想世界へ逃げ込んで憂さを晴らすといった事も多かったかもしれないが、これからは少し様子が変わってくるのかも。仮想が現実と重なり、仮想で成功したことが現実よりも嬉しく、価値のあることになるかも。生身の異性よりも仮想の異性と恋愛する方がいい!っいうことも。仮想結婚、仮想妊娠、仮想出産、仮想赤ちゃんなどなど。何でもできてしまいそうである。

使い方次第で人間の強欲をかなり仮想世界は満たしてくれそうな予感がする。反面、現実世界はだんだんとやせ細っていくような気がする。

有限であるこの現実世界より果てしなく広がり、修正・変換・創出がどんどんできる仮想世界は強欲な人間にとってこの上ない楽園に違いないのだから。。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました