軽トラ

軽トラって楽しい。

私は仕事で時々使う軽トラを所有している。ちなみに車種はスズキキャリー。もう9万キロ以上走っているものを中古で買った。でもまだまだ元気だ。

後輪駆動でもちろんMT。これが乗っていてすこぶる運転が楽しい。もちろんお仕事の用途なので物を買って運搬するのが主目的。遠出することはないが、街乗りでキビキビ走るのが楽しいのである。

装備は必要最低限。今の贅沢な装備満点の車からしたら必要以下になるのかな。なんせ、ドア窓を開けるのは懐かしくるくるノブを回して開ける。必要な分希望の位置にジャストで開けれる。ドアを閉めると「パーン」という薄ーい音がする。ハンドル位置の調整はもちろんシートは直立固定でリクライニングとは無縁なお粗末なシート。どれをとってもラグジュアリーの対極にある存在だが、そこがまた好きだ。

何が魅力的って挙げると、掲載性とコスパが良いのは皆さんご存じなのだが、その走りは運転したことない人にはわからないであろう。何より「走っている感がもろダイレクトに伝わる」カーブの曲がって感がダイレクトに加速感がダイレクトに路面の凹凸もダイレクトに運転者に響いてくる。

そう、現代の車は音を消し、振動を減らし、可能な限り運転者の操作を無くすように作られている。でも、軽トラは安全装置とか以外はあまり進化していない。だから、普段普通車に乗っていて、時々この軽トラに乗るとすごく新鮮に思えるのだろう。

今、軽トラはカスタム界ではちょっとしたブームらしい。それは日本だけにとどまらず世界でもじわりと人気が出てきているらしい。軽自動車は日本の技術の粋を集めたものだ。大型バイク並みの排気量で人を乗せ、荷物まで載せる車ってすごいじゃないですか。

もっと広がってほしいですね。このブーム。

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